日本国内の住宅で標準的な建物と言われるものは、例えば、木造住宅ですと屋根の形式が切妻様式とか入母屋造りともいわれるし、また、軽量の鉄鋼造りでは四角張った住宅が一般的には多く見られます。
ところが、洋風の住宅即ち、輸入住宅と言われる西欧風住宅やアメリカン風の住宅というのは独特な作りのものが多いようで、みるからに洒落た感じの高級住宅というような印象があります。愛知県内でも輸入住宅のモデルハウスに多くの人が来場するそうです。
周辺のよく言われる高級住宅の団地内では、処々においてお伽話に出てくるような西洋風の住宅を目にする時がありまが、これれらのヨーロピアン風の住宅というのは、外観を見るだけでもかっこよく映ります。
この様な洋風の建物や住宅というのは、最近の若者の住宅思考から観ても何となく古風で単純に見える日本の旧来の建物より人気があり、何より安い輸入資材を用いて同時にかっこよく見える洋風の建物も次第に目立ってきている傾向はありますね。
ただ、輸入住宅や洋風の建物というのは、工法というのは一般的には「2インチ×4インチ」(ツーバイフォー)のサイズの支柱を使っている枠組工法ともいわれているものです。 ところが国内では一般には「4インチ×4インチ」支柱を使用していますので、果たして地震大国の日本においては強度的にはどうなのか、ということも言えるようです。